【完全ガイド】氏郷まつり2025｜松阪と日野の違い・日程・花火・混雑対策まとめ

氏郷まつり2025の基本情報

開催日程と会場の場所

2025年の氏郷まつりは、例年通り11月3日（月・祝）文化の日に開催されます。開催地は三重県松阪市の中心市街地および松坂城跡周辺です。このお祭りは、戦国武将・蒲生氏郷（がもううじさと）の偉業を称える伝統的な秋のイベントで、地元ではもちろん、歴史ファンや観光客にも大変人気があります。

氏郷まつりのメイン会場となる松坂城跡（松阪公園）は、蒲生氏郷が築いた城の跡地で、今では市民の憩いの場としても親しまれています。この場所で行われる「出陣式」から武者行列がスタートし、市街地を練り歩きます。観覧しやすいように道路は一部通行止めとなり、歩行者天国のような雰囲気になります。

また、商店街の一部では「楽市楽座」と呼ばれる露店イベントも行われ、家族連れやカップルにも人気のポイントです。会場はJR・近鉄「松阪駅」から徒歩圏内とアクセスも良く、初めて訪れる方でも迷わず行けるのが嬉しいところです。

会場周辺には案内スタッフや看板も多く、初めて訪れる方にも優しい設計となっています。2025年は第64回の開催となり、記念イベントや例年以上の盛り上がりが期待されています。

開催時間と主なスケジュール

氏郷まつり2025の開催時間は、朝9時から夕方4時ごろまでと予定されています。早朝から設営や準備が始まり、メインイベントである武者行列は午前10時半ごろに松坂城跡を出発し、町中をゆっくりと巡回します。

イベントのスケジュールは以下のような流れになります。

※詳細なタイムスケジュールは直前の公式サイトでの発表を確認してください。

特に武者行列は見ごたえ抜群なので、カメラを構えて観覧するなら、出陣式が行われる松坂城跡周辺や駅前通りがおすすめです。午後からはステージイベントや露店を楽しみながら、ゆっくり過ごすこともできます。

松阪市と日野町の氏郷まつりの違い

実は「氏郷まつり」は、三重県松阪市と滋賀県日野町の2つの地域で開催されています。どちらも蒲生氏郷ゆかりの地ですが、内容や時期が異なるため、混同しないように注意が必要です。

松阪の氏郷まつりは歴史ファン向けに、甲冑武者やお姫様が練り歩く荘厳な雰囲気。一方、日野町の方はファミリー層や地域の方に親しまれる、にぎやかなイベント型です。目的に応じて訪れる地域を選ぶと良いでしょう。

入場料・アクセス・駐車場情報

氏郷まつり（松阪市）の魅力のひとつは、すべて無料で楽しめるという点です。武者行列の観覧、露店エリアの入場、ステージイベントなど、基本的に料金はかかりません。

アクセスについては、JR・近鉄「松阪駅」から徒歩5〜10分の場所に会場がありますので、公共交通機関の利用が非常に便利です。特にイベント当日は道路が混雑するため、電車での来場が推奨されています。

車で来る場合は、会場周辺に**無料の市営駐車場（約200台）**がありますが、すぐに満車になる傾向があります。早めの来場がカギです。また、臨時駐車場が設けられる場合もありますので、事前に観光協会のホームページなどでチェックしておきましょう。

駐車場が満車だった場合の代替手段としては、近隣のコインパーキングを利用するか、少し離れた場所に駐車して徒歩で移動するのも一つの方法です。

雨天時や中止の可能性について

氏郷まつりは雨天決行のイベントですが、荒天（台風や暴風警報など）の場合は中止になる可能性があります。過去にも、天候不良により一部のプログラムが中止されたことがありますので、前日から当日の朝にかけての天気予報には注意が必要です。

主催者側は、当日の朝6時〜7時頃に公式サイトやSNS（観光協会・松阪市公式アカウントなど）で開催可否を発表します。もしも中止になる場合は、その時点での発表をチェックしましょう。

なお、雨天の場合でも武者行列は規模を縮小して開催される可能性があるため、カッパや折りたたみ傘を持参するのがおすすめです。傘よりもポンチョ型のレインコートの方が、混雑時にも安全に移動できます。

また、ステージや露店イベントの中止・変更もあり得るため、柔軟なスケジュールで動けるようにしておくと安心です。

松阪市・氏郷まつりの楽しみ方

豪華絢爛な武者行列の見どころ

氏郷まつりの目玉といえば、なんといっても武者行列です。まるで戦国時代にタイムスリップしたかのような、迫力あるパフォーマンスが町を彩ります。甲冑を身にまとった武士や旗持ち、槍隊など、総勢200人を超える参加者が、松坂城跡から市街地までを練り歩きます。

中でも注目なのは、戦国武将・蒲生氏郷公と、その妻・冬姫に扮した人物。公募で選ばれた市民がその役を務めますが、衣装の豪華さと演技の本格さに、観客から毎年歓声が上がります。馬に乗って颯爽と現れる氏郷公の姿はまさに圧巻で、写真スポットとしても人気です。

行列の進行ルートは毎年ほぼ同じで、松坂城跡を出発し、駅前通りを中心に市街地をゆっくりと通過します。撮影を狙うなら、出陣式直後の松坂城跡付近や、曲がり角に位置する交差点などがおすすめ。人が集まりやすい場所ですが、その分いい写真が撮れる確率も高まります。

また、行列中には一部演武やパフォーマンスもあり、ただ歩くだけではなく、見ごたえのある演出が随所に盛り込まれています。音楽やナレーションも合わせて楽しめるので、観覧中も飽きることがありません。

蒲生氏郷公や冬姫の役どころ

武者行列の中でも特別な存在が、蒲生氏郷公と冬姫の役を務める2人です。両者は松阪の歴史に深く関わっており、氏郷まつりの精神的な中心ともいえる存在です。

蒲生氏郷は、織田信長や豊臣秀吉に仕え、松坂城を築いたことで知られる武将です。文化的にも優れており、茶人としての顔も持っていました。松阪の町割りや商人文化の礎を築いた人物であり、今の松阪の発展は氏郷公のおかげとも言えるでしょう。

冬姫は、徳川家康の養女で、蒲生氏郷の正室です。夫婦愛にあふれる2人の物語は地元でも語り継がれています。行列では美しい打掛や姫装束に身を包み、優雅に手を振る姿が多くの観客を魅了します。

この2役は毎年、市民からの応募によって選ばれ、演じる方は衣装だけでなく、当時の所作や姿勢も事前に練習して挑みます。そのため、とても自然な雰囲気で祭りの雰囲気をより一層引き立てています。

このように、歴史上の人物に光を当てた演出が、氏郷まつりを「ただのイベント」ではなく、「文化の再現」として成立させているのです。

鉄砲隊の迫力ある演武シーン

武者行列に続いて人気の高い演目が、鉄砲隊による火縄銃の演武です。実際に火薬を使用して銃声を鳴らすこの演出は、音と煙、そして振動までリアルに体感できるため、大人から子どもまで大興奮のシーンです。

演武は、松坂城跡や市街地の広場で行われます。演武開始前には安全確認や距離の案内が行われ、見物客は一定の距離を保って見学することになります。発砲の瞬間は非常に大きな音が鳴るため、小さなお子さんがいる場合は耳栓を用意しておくと安心です。

鉄砲隊は、地域の歴史保存団体やボランティアが務めており、火縄銃の取り扱いや所作も本格的。タイミングを合わせて一斉に発砲する場面では、その統一感と迫力に圧倒されます。

写真や動画を撮影したい方は、演武の位置取りが重要です。煙が風に流される方向を考慮して、前方や横からの撮影がベスト。煙の中から現れる武士たちの姿は、まさに映画のワンシーンのような美しさです。

演武後には簡単なトークや武具の説明が行われることもあるので、歴史に興味がある方は最後までしっかり見ておきましょう。

松坂城跡での出陣式の見学ポイント

氏郷まつりの始まりを告げる重要なセレモニーが、松坂城跡での出陣式です。ここでは武者行列のメンバーが整列し、観客に向けて挨拶や演説、演武の一部披露が行われます。出陣式は午前10時30分頃にスタートするのが恒例です。

出陣式では、蒲生氏郷公の「いざ出陣！」という掛け声に合わせて太鼓が鳴り響き、一気に場が盛り上がります。その瞬間をカメラに収めるのは絶好のチャンスです。多くの見物客が集まるため、1時間前には会場に到着して場所を確保することをおすすめします。

城跡は小高い丘の上にあり、緑に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で、戦国時代の息吹を感じることができます。周辺には桜の木や石垣が残っており、四季折々の風景と武者たちの姿が絶妙にマッチします。

出陣式が終わると、いよいよ武者行列が町に向かって出発します。その後、観客も移動して市街地での行列を追いかける流れになります。出陣式を見ることで、祭りの流れや空気感をしっかり味わえるため、初めての方には特におすすめです。

ステージや露店の楽しみ方

氏郷まつりでは、武者行列以外にもたくさんの楽しみ方があります。市街地では「楽市楽座」と称された露店ゾーンが登場し、地元グルメや特産品、B級グルメなどが並びます。焼きそば、たこ焼き、松阪牛コロッケなど、子どもから大人まで楽しめる食べ物が盛りだくさんです。

特に人気なのが、松阪牛を使った料理の屋台。串焼きや牛丼など、本場の味を手軽に楽しめると観光客にも大人気です。昼時になると混雑するため、少し早めに行くのがコツです。

また、特設ステージでは地元の中学生による吹奏楽演奏や、よさこい、伝統芸能の披露などが行われ、地域の魅力を感じることができます。参加型のワークショップもあり、子ども向けの体験コーナーなども充実しています。

お祭りマップは当日配布されるほか、観光協会のサイトからもダウンロード可能なので、事前にチェックしておくとスムーズに回れます。お土産を探すなら、松阪木綿や地元スイーツのお店も出店しているのでぜひ立ち寄ってみてください。

日野町・氏郷まつりと花火大会

開催日と場所の確認

滋賀県蒲生郡日野町でも「氏郷まつり」が開催されます。こちらは三重県松阪市とは別の氏郷まつりで、氏郷公の出生地である日野町ならではの地域色豊かなイベントです。2025年の日野町の氏郷まつりは、9月13日（土）に開催予定で、雨天の場合は翌日14日（日）に順延されることになっています。

開催場所は、日野商人館や日野町役場周辺エリアで、町の中心部に多数のイベント会場が点在しています。特にメインの会場は「ふるさと館前広場」と「近江鉄道 日野駅周辺」となり、アクセスもしやすいです。

なお、松阪市の氏郷まつりが歴史再現色の強いイベントであるのに対し、日野町の方はより市民参加型の地域密着イベントとして、子どもから大人まで気軽に楽しめる雰囲気が魅力です。

毎年町内外から多くの来場者が集まり、飲食ブースやステージショー、大抽選会なども同時開催されるため、地元の秋のお祭りとして高い人気を誇っています。

露店やイベント内容の紹介

日野町の氏郷まつりでは、約50〜100店舗の露店が並び、地元グルメや特産品、縁日屋台などが一堂に楽しめます。屋台の内容は地域性豊かで、「日野菜漬け」や「近江牛串焼き」など、ここでしか味わえないグルメも多く、食べ歩きが楽しいお祭りです。

また、商工会青年部や地元の高校・中学校などが運営するブースもあり、地場産品の販売やクラフト体験などのワークショップも用意されています。手作りのアクセサリー作りや昔ながらの遊び体験コーナーなど、お子さま連れにも嬉しい内容が充実しています。

ステージでは、地元のダンスチームや吹奏楽部、バンド演奏、さらにはゆるキャラの登場などがあり、エンタメ性がとても高いのが特徴です。合間にはお菓子まきやミニゲームも行われ、観客参加型で盛り上がります。

例年人気なのが「大抽選会」。日野町内で使える商品券や家電など豪華賞品が当たるチャンスもあります。事前に抽選券が配布されるので、会場に到着したらまずチェックしておくと良いでしょう。

花火大会の打ち上げ時間と発数

日野町の氏郷まつりの最大のハイライトは、夜に行われる花火大会です。2025年も例年通り、19時45分頃から約15分間の予定で、約1,400発の花火が打ち上げられます。夜空を彩る花火と、町の温かい雰囲気が相まって、感動的なクライマックスとなります。

打ち上げ場所は町の中心部近くで、安全管理が徹底されており、花火観覧エリアも事前に設けられます。混雑を避けるために、18時頃までに観覧場所を確保することをおすすめします。敷物を持参しておくと快適に過ごせます。

花火の内容は、スターマインや大玉連発、キャラクター花火など、バラエティ豊か。家族連れやカップルにも楽しんでもらえるよう工夫されており、派手すぎず、温かみのある演出が特徴です。

特に終盤の「大仕掛け花火」は必見で、町の夜空を一気に彩る豪快な演出に拍手が巻き起こります。花火終了後には拍手とともに町全体が一体感に包まれる感動的な瞬間です。

花火鑑賞におすすめのスポット

日野町の氏郷まつりでは、花火鑑賞のベストポジションを押さえることが快適な観覧のカギです。以下のような場所が、ゆったりと見られるおすすめスポットです。

注意点として、近隣住民の迷惑にならないよう、指定エリア以外での観覧やゴミの放置は絶対に避けましょう。主催者もマナーを守った参加を呼びかけており、来場者の協力が求められています。

また、帰りの混雑を避けたい場合は、花火終了と同時にすぐ動くのではなく、20〜30分程度休憩してから移動するのがスムーズです。

小さなお子さま連れでも楽しめる工夫

日野町の氏郷まつりは、子ども連れの家族にも配慮された設計になっています。まず、トイレや授乳室、ベビーカー対応のスペースが確保されている点が安心材料です。また、町内にはいくつか公園や休憩スペースがあり、移動に疲れたお子さんを一時的に休ませることも可能です。

イベント会場では、キッズ向けの遊びエリアや体験ブースも多数設置されています。スーパーボールすくいや輪投げ、ヨーヨー釣りなど昔ながらの縁日ゲームはもちろん、ぬり絵体験や紙芝居コーナーなども人気です。

ステージイベントも、子ども向けキャラクターショーや地元の中学校による合唱・演奏などがあり、飽きずに楽しめます。食事面では、アレルギー表示がある屋台や、おにぎりやジュースなどの軽食も手に入りやすいです。

万が一の迷子対応にも配慮があり、受付本部に迷子センターが設置されているため安心。スタッフが随所に配置されているので、困ったことがあればすぐに相談できる環境が整っています。

氏郷まつり2025の混雑対策

会場周辺の交通規制と渋滞情報

氏郷まつりの開催日には、松阪市中心部で一部の道路が通行止めになります。特に武者行列のルートや露店が並ぶ通りでは、午前中から夕方までの長時間にわたり交通規制が実施されます。そのため、車でのアクセスを考えている方は事前に交通規制エリアのマップを確認しておくことが重要です。

松阪市観光協会や市の公式サイトでは、例年「交通規制マップ」や「通行止め情報」を掲載しているので、2025年版が公開されたらすぐにチェックしましょう。特に松阪駅周辺や松坂城跡の周辺は、観光客や市民が多く集まり、渋滞が発生しやすいポイントです。

また、イベント当日は道路が一部歩行者天国となるため、カーナビやGoogleマップのルート案内が通用しないこともあります。混雑する時間帯（特に10:00〜13:00）は、なるべく現地から離れた場所に車を停めて徒歩で向かうか、公共交通機関を利用するのが賢明です。

交通規制は会場全体の安全のために行われていますので、時間に余裕を持った行動計画を立てることで、より快適に祭りを楽しめます。

公共交通機関の利用メリット

氏郷まつりに行く際にもっともおすすめなのが、公共交通機関の利用です。特にJRや近鉄の「松阪駅」からは会場まで徒歩5〜10分程度とアクセスが抜群。駅から出てすぐに祭りの賑わいを感じられるため、初めての方でも迷うことなく楽しめます。

また、当日は駅周辺にも案内スタッフが配置されており、パンフレットや地図を配布していることもあります。電車でのアクセスなら、渋滞や駐車場の心配がないため、特に子連れや高齢の方にも安心です。

さらに、松阪駅は特急停車駅のため、名古屋・伊勢・大阪方面からのアクセスもスムーズ。観光を兼ねて日帰り旅行に組み込むことも十分可能です。交通費を節約したい場合は、近鉄の「お得きっぷ」や「まわりゃんせ」といったフリーパスも活用できます。

帰りの時間帯は多少の混雑が予想されますが、駅周辺にはカフェや飲食店も多いため、少し時間をずらして帰るだけで、ストレスなく帰路につくことができます。

車で行く場合の駐車場攻略法

どうしても車で行きたいという方のために、駐車場の事前確認と早めの到着は必須です。松阪市では、氏郷まつり当日に合わせて臨時の無料駐車場をいくつか設けていますが、それでも午前10時を過ぎると満車になることが多くなります。

おすすめは以下のような場所です：

また、郊外の大型商業施設や公共施設が臨時駐車場として解放されることもあるので、観光協会の公式発表をこまめに確認しておきましょう。

地元住民の方が近隣に路上駐車していることもありますが、交通の妨げや迷惑駐車になるため、絶対にルールを守ることが大切です。

武者行列のベスト撮影スポットと時間帯

せっかく氏郷まつりに来たのなら、武者行列の迫力ある姿を写真や動画に収めたいという方も多いはずです。そこで、観覧・撮影に適したおすすめスポットと時間帯をご紹介します。

おすすめの撮影ポイント：

1. 松坂城跡（出陣式）前の広場：行列スタート直後の決めポーズが狙える

2. 駅前大通りの交差点付近：背景に賑わいがあり、臨場感がある

3. 本町通り沿いの歩道橋上：上から俯瞰で狙える（早い者勝ち）

4. 本町郵便局前の直線ルート：長い列を一枚で撮影可能

5. 城山公園の入口付近：自然背景との組み合わせが美しい

行列は午前10時30分ごろから開始され、11時〜13時にかけて市街地をゆっくり通過します。カメラやスマホは事前に準備しておき、日差し対策として帽子や日傘、ドリンクも忘れずに持参しましょう。

特に「出陣式」は表情豊かな場面が多く、ベストショットが狙える時間帯。開始の1時間前には場所取りを始めるのがおすすめです。

トイレ・休憩所の事前チェック

長時間のイベント参加では、トイレや休憩所の場所を事前に把握しておくことが快適に過ごすコツです。氏郷まつりでは、会場内に数カ所の仮設トイレや公衆トイレが設置されます。また、松阪市役所や観光案内所などの公共施設も開放される場合があります。

トイレが設置される主な場所：

• 松坂城跡公園内（常設）

• 駅前商店街入り口（仮設）

• ステージエリア裏（仮設）

• 楽市楽座内（仮設）

また、飲食をする場所や座って休めるスペースもあちこちに設けられており、特に高齢の方や小さなお子さん連れにはありがたいポイントです。

混雑時にはトイレに行列ができるため、早めのタイミングでトイレを済ませておくことが大切です。公式パンフレットやマップアプリを活用して、どこに休憩所があるかをチェックしてから移動すると安心して楽しめます。

氏郷まつりと一緒に楽しむ松阪観光

松阪牛グルメでランチやディナー

松阪といえば、誰もが思い浮かべるのが**「松阪牛」**。せっかく氏郷まつりで松阪を訪れたなら、本場の松阪牛グルメを堪能しない手はありません。まつり会場周辺や松阪駅周辺には、松阪牛を提供する名店や気軽に入れるお店が多くあります。

おすすめの松阪牛グルメ：

• 松阪牛のすき焼き：伝統の味を楽しめる老舗店が多数

• 松阪牛の焼肉：肉質のやわらかさと甘みを堪能

• 松阪牛の牛丼・コロッケ：リーズナブルで手軽に味わえる

• 松阪牛の串焼き（屋台）：まつり当日は会場でも楽しめる

• 松阪牛のにぎり寿司：地元の寿司店で提供する贅沢な一品

祭りの前後にゆっくりとランチを楽しむなら、事前に予約をしておくのがおすすめです。人気店は開店前から行列ができることもあります。観光協会のサイトやグルメアプリで最新の営業状況をチェックすると安心です。

また、テイクアウト可能なお弁当や肉まんなども販売されているため、時間がない方や家族連れにはこちらも便利です。地元の味覚と氏郷まつりの熱気を同時に楽しむ、贅沢な一日を過ごしてみてください。

松坂城跡と歴史散策コース

氏郷まつりの会場にもなっている松坂城跡は、蒲生氏郷が築いた城であり、松阪の歴史を象徴する場所です。石垣が今でも美しく残されており、散策すると戦国時代の空気を感じることができます。

松坂城跡の見どころ：

• 高石垣：三方向を囲む立派な石垣は圧巻

• 本丸跡：町を一望できる絶景ポイント

• 歴史資料館：氏郷や松阪の歴史を学べる

• 松阪神社：地元の守り神として親しまれる神社

• 武家屋敷跡：江戸時代の生活風景が残る道

城跡は高台にあり、天気が良ければ伊勢湾まで見渡せる絶好のビュースポットです。春は桜、秋は紅葉の名所でもあるため、写真好きにもぴったり。まつりの合間にゆったりとした時間を過ごせる癒しの場所でもあります。

歩きやすい靴で訪れるのがおすすめ。段差や坂道もあるので、足元には注意が必要です。時間に余裕がある方は、ガイドツアー（観光協会で受付）に参加して、より深く松阪の歴史を学ぶのもおすすめです。

松阪商人の町並みを歩く

松阪は「松阪商人」の町としても有名で、今でも江戸時代の町並みが多く残されています。氏郷まつりのついでに、タイムスリップしたような風情ある通りを歩いてみましょう。

おすすめスポット：

• 御城番屋敷：現存する武士の住居（国の重要文化財）

• 旧小津清左衛門家：豪商の暮らしがわかる無料展示

• 松阪商人の館：入場料300円。商人文化が体感できる

• 本居宣長記念館：国学者・宣長の功績を学べる

• 歴史の道（本町通り）：町並み保存地区として整備された美観エリア

これらの施設はすべて徒歩圏内にあり、まつりの喧騒から少し離れて静かな時間を過ごせます。中には無料で見学できる施設も多く、観光と学びを両立できるのが魅力です。

まち歩きには「松阪まちかど案内所」で配布しているマップが便利です。地元の方の温かさを感じながら、歴史ある町並みに浸ってみてください。

温泉や宿泊施設のおすすめ

氏郷まつりをゆっくり楽しむなら、宿泊してのんびり滞在するのもおすすめです。松阪市内にはリーズナブルなビジネスホテルから、趣のある旅館、日帰り入浴が楽しめる温泉施設までそろっています。

おすすめ宿泊・温泉施設：

温泉施設では、まつりの後の疲れた体を癒すにはぴったり。特に「熊野の郷」は、炭酸泉やサウナもある人気施設で、ファミリーやカップルにも人気です。日帰り入浴も可能なので、滞在しない方にもおすすめです。

早めに予約をしておくと、混雑を避けてスムーズにチェックインできます。

お土産に人気の松阪名物

最後に忘れてはいけないのが、松阪でしか買えないお土産です。駅や観光地、まつりの露店などで、地元ならではの名物が手に入ります。人気商品をいくつかご紹介します。

おすすめお土産：

• 松阪牛しぐれ煮：ご飯のお供に大人気

• 松阪木綿の小物：伝統工芸が光る和雑貨

• 松阪もめんの手ぬぐい：おしゃれで実用的

• 地元和菓子「松阪だんご」：やさしい味わい

• 地酒・地ビール：飲み比べセットも充実

これらはお祭り会場でも購入できますが、駅前の土産物店や「道の駅」でも取り扱いがあります。保冷バッグを持っていれば、松阪牛の加工品なども安心して持ち帰れます。

贈り物としても喜ばれる品ばかりなので、家族や友人へのプレゼントにもぴったりです。

📝まとめ：氏郷まつり2025は歴史×祭り×観光の三拍子そろった秋イベント！

2025年の氏郷まつりは、三重県松阪市と滋賀県日野町の両方で開催され、それぞれに異なる魅力があります。松阪市では、戦国武将・蒲生氏郷の偉業を讃える本格的な武者行列が目玉。出陣式から鉄砲隊の演武、楽市楽座の露店まで、歴史と祭りの空気に包まれた一日を過ごせます。

一方、日野町では秋空の下、屋台やステージ、大抽選会といった地域密着型のイベントが展開され、花火大会が夜空を飾るロマンチックなフィナーレも見どころ。ファミリーやカップルでも楽しめる工夫がたくさん用意されています。

どちらのまつりも、アクセスや混雑対策をしっかり把握することで、より快適に楽しむことができます。特に松阪では、公共交通の活用・駐車場の事前確認・トイレ休憩所のチェックが快適な観覧のカギ。

さらに、氏郷まつりと合わせて楽しみたいのが松阪牛グルメ・松坂城跡の散策・商人の町並み巡り。祭りだけで終わらない、充実した旅が待っています。

秋の風物詩である氏郷まつりで、歴史と食と地域の魅力を思い切り満喫してみませんか？