毎年、東京の夜空を彩る「隅田川花火大会」。その美しさを、誰よりも特等席で楽しみたいなら、東京スカイツリーが断然おすすめです。でも「抽選ってどうやって申し込むの?」「倍率が高いって聞くけど…」「レストランから見られるの?」など、気になることは盛りだくさん。
そこで本記事では、スカイツリーからの観覧方法、抽選に当たるコツ、穴場レストラン、さらには予約なしでも花火が楽しめる無料スポットまで、初心者でもわかりやすく完全ガイド!
今年の花火大会を、誰よりも快適&満喫したいあなたに贈る、実践的な情報をぎゅっと詰め込みました。
スカイツリーで隅田川花火を楽しむなら?抽選予約の基本を知ろう
スカイツリーからの花火観覧はどういう仕組み?
東京スカイツリーから隅田川花火大会を観るには、特別な観覧チケットが必要です。毎年、隅田川花火大会の日には「スカイツリー天望デッキ」や「天望回廊」などの特別エリアが花火観覧者専用となり、入場には事前の抽選に当選した予約が必要となります。これは、スカイツリーから見られる花火の迫力とロケーションの良さから、多くの人が応募するため、混雑と安全面を考慮して抽選制になっているからです。
チケットは有料で、例年は大人1名あたり4,000円〜10,000円程度のプランが用意されます。チケットの種類により、場所や特典(ドリンク付きなど)が異なります。応募期間は6月中旬~下旬が多く、7月上旬に抽選結果が発表されることが一般的です。
なお、スカイツリータウンの一部店舗やレストランでも観覧プランを実施することがあり、そちらはWEBまたは電話での直接予約が必要です。これらも早期に満席になるので、事前情報のチェックがとても大切です。
「天望デッキ」「天望回廊」それぞれの観覧ポイントとは
スカイツリーには大きく分けて「天望デッキ(350m地点)」と「天望回廊(450m地点)」の2つの展望スペースがあります。花火観覧チケットの内容によって、どちらに入れるかが決まってきます。
以下にそれぞれの特徴を表にまとめました。
エリア名 | 高さ | 特徴 | 花火の見え方 | チケット価格帯(目安) |
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天望デッキ | 約350m | ガラス張りで東京全体を見渡せる | 迫力あり、広範囲に見える | 4,000円〜7,000円 |
天望回廊 | 約450m | より高い視点からの眺望 | 広範囲に見えるが少し遠め | 6,000円〜10,000円 |
どちらも隅田川花火大会の第1会場・第2会場の花火が見られるものの、角度によっては見えづらいこともあります。事前に提供される「見え方マップ」を確認すると良いでしょう。
予約はいつから?例年のスケジュールまとめ
スカイツリーの花火観覧チケットは、例年以下のようなスケジュールで募集されます。
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募集開始:6月中旬(メルマガ・公式HPで告知あり)
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応募締切:6月末ごろ
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抽選発表:7月上旬
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チケット発券:当選後、セブン-イレブンなどで支払い&発券
特に公式の「東京スカイツリーWEBチケット」や「ソラマチレストランの特別観覧プラン」は競争率が高く、発表と同時に応募しないと間に合わない場合もあります。早めのチェックが必須です。
抽選倍率はどのくらい?過去の実績と傾向
スカイツリーの隅田川花火大会観覧チケットは、例年「倍率10倍〜30倍」とも言われています。特に、カップルで人気の夜景+花火が楽しめる回廊席や、ドリンク付きのプレミアムプランは倍率が高い傾向です。
倍率に影響する要素は以下の通りです:
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応募開始直後はアクセス集中で倍率が上がる
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土曜開催のため、週末希望者が集中
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天望回廊より天望デッキのほうが定員が多く、倍率がやや低め
倍率は公式に公表されていませんが、SNS上の口コミや過去の当落報告から判断すると、特に人気の年は倍率30倍以上になることもあるようです。
チケットが取れなかった場合の代替案とは
抽選に外れてしまった場合でも、あきらめるのは早いです。スカイツリー周辺には、花火を楽しめる方法がいくつもあります。
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ソラマチのレストランから観覧:一部店舗で夜景プランを実施。早期予約がカギ。
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スカイツリー外周から立ち見:早めに行けば立ち見エリアで花火が見られる。
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近隣ホテルの観覧プラン:浅草〜押上周辺のホテルで花火付き宿泊プランがあることも。
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ライブ中継を天望デッキで観る:当日スカイツリーでは中継を流すイベントが行われることもある。
抽選に外れても、楽しめる選択肢はたくさんあるので安心してください。
高倍率でも当てたい!スカイツリー抽選予約を勝ち抜く5つのコツ
抽選に強いのは誰?同行者の登録に注意
スカイツリーの抽選応募は、基本的に代表者1名の情報と同行者1名の情報を登録する形式です。ここで重要なのが「同行者も重複応募できない」こと。複数グループから同じ人の名前があると、重複と判断されて抽選から除外されるリスクがあります。
そのため、家族や友人と複数の応募を出す場合は、代表者・同行者の組み合わせを工夫することが重要です。代表者Aと同行者B、代表者Bと同行者Cというように、同一人物が複数応募に登場しないようにするのが安全です。
また、登録する名前や住所、電話番号が一致していないと無効になることがあるため、入力ミスにも注意しましょう。
メルマガ&会員登録で情報を先取り
スカイツリーの花火観覧チケットは、突然公式サイトで告知されることが多く、一般公開前に会員限定の先行情報が出ることもあります。そのため、公式サイトのメルマガ登録や、東京スカイツリータウンの会員登録をしておくのがとても重要です。
メルマガ登録しておけば、抽選開始の数日前に案内メールが届くこともあり、誰よりも早く動けます。また、ソラマチ内のレストランや店舗が行う観覧付きプランについても、公式サイトではなく各店舗のLINEやインスタで先に告知されることがあります。SNSでのフォローも欠かせません。
情報収集のおすすめルート:
情報元 | 内容 |
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東京スカイツリー公式HP | 抽選情報、スケジュール、料金詳細 |
ソラマチ公式メルマガ | レストラン予約情報、イベント案内など先行配信 |
各レストランのSNS | 限定観覧プランの先着予約や抽選予約開始の告知が早い場合あり |
X(旧Twitter)で検索 | 「スカイツリー 花火 抽選」などで最新情報が流れていることが多い |
こういった情報をいち早くキャッチしておくことで、他の人より有利に動けます。特にソラマチの人気レストランは、告知から24時間以内に満席になることもあるので、通知オンにしておくのもおすすめです。
スマホ・PCはどっちが有利?応募時のテクニック
応募時に多くの人が気にするのが「スマホとPC、どちらが有利なのか?」という点です。実際、応募フォームはどちらからでもアクセス可能ですが、通信環境と操作性の観点からPCの方が安定しやすいという意見が多くあります。
とくに、アクセス集中時にはスマホでページが読み込めないこともあるため、可能であればPCでの応募がおすすめです。また、フォームに入力する際、PCなら住所や名前をコピペで貼り付けられるのでミスも少なく、スピーディに対応できます。
応募時のポイント:
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ブラウザはChrome推奨:表示不具合が少ない
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Wi-Fiではなく有線接続:安定性が向上
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応募時間は深夜〜早朝が穴場:アクセス集中を回避
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入力内容は事前にメモ帳などに保存:貼り付けで時短
なお、公式からの案内には「先着順ではありません」と明記されている場合が多いですが、アクセスエラーなどを防ぐためにも落ち着いて入力できる環境を選びましょう。
複数アカウントはNG?ペナルティリスクの注意点
倍率が高いため、つい複数のアカウントで応募したくなりますが、これは絶対にやってはいけません。 東京スカイツリーの抽選では「1人1回限りの応募」が明記されており、同一人物の複数応募は不正と見なされ、すべての応募が無効になる可能性があります。
NGとされる行為の一例:
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同じメールアドレスで複数回応募
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異なるメールアドレスでも名前・電話番号が同じ
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同行者として複数回登録されている
万が一、不正と判断されると、以降のイベント応募にも影響する恐れがあるため、正攻法で挑戦しましょう。
逆に、家族でそれぞれ代表者となって応募するのは問題ありません。名前も連絡先も別であれば、別々の応募として扱われます。ルールを守りつつ、チャンスを最大化するのがコツです。
外れても諦めない!キャンセル待ち活用法
スカイツリーの抽選チケットは、当選しても支払いや発券をしない人が一定数存在します。そうしたチケットはキャンセル扱いとなり、まれに「再販売」「キャンセル分の先着販売」が行われることがあります。
この情報は公式サイトやSNSでゲリラ的に告知されるため、日々チェックしておくとチャンスをつかめます。
キャンセル待ちのチャンスが生まれるタイミング:
タイミング | 内容 |
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抽選当選発表後2〜3日以内 | 支払いを忘れた人のチケットが無効となる |
イベント直前(1週間前〜当日) | 体調不良などによるキャンセル分が緊急販売されることがある |
レストランのキャンセル待ち | 電話やサイトで直接「空きが出たら連絡」と伝えておくと対応してくれる店も |
特に、レストランの場合は電話で空席確認することで予約できることもあるため、公式サイトだけで諦めずに、直接問い合わせてみるのも一つの手です。
絶景と花火を同時に楽しめる!スカイツリー周辺レストランおすすめ5選
ソラマチ31階「天空LOUNGE TOP of TREE」
「天空LOUNGE TOP of TREE」は、東京スカイツリータウン・ソラマチの31階に位置するレストランで、真正面にスカイツリーを望める絶好のロケーションが魅力です。窓際席からは隅田川方向も一望でき、タイミングが良ければ花火を真正面に捉えることも可能です。
このレストランでは、毎年隅田川花火大会の日に合わせた特別ディナープランを提供しており、コース料理+フリードリンク付きで1人あたり15,000円〜20,000円程度。人気プランのため、5月〜6月の早い段階で予約が始まり、即完売することもあります。
ポイント:
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コース料理はフレンチベースで、味も評価が高い
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隅田川方面が見える窓際席は早い者勝ち
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花火当日は予約限定・時間制入替なしでゆったり観覧可能
注意点としては、全席が花火に面しているわけではないこと。予約時に「花火が見える席を希望」と明記するか、電話で直接相談すると良いでしょう。また、ドレスコードもややきちんとした雰囲気が求められるため、カジュアルすぎる服装は避けましょう。
イーストタワー「スカイレストラン634(むさし)」
スカイツリーの上層階、地上345mにある「スカイレストラン634(むさし)」は、スカイツリーの中にある唯一の本格フレンチ&和食フュージョンレストランです。東京の絶景とともに、コース料理を楽しめる贅沢な空間で、花火大会当日は特別観覧プランが用意されます。
このレストランの魅力は何といっても、展望デッキ内にあるため、花火の高さと同じ目線で見られるという点。迫力ある打ち上げ花火を、グラスを傾けながらゆったり楽しめるのは、ここならではの特権です。
プラン例(過去実績):
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コース料理+飲み放題
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花火観覧チケット付き(展望デッキも利用可)
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価格は1人あたり35,000円〜45,000円
倍率は非常に高く、予約は抽選制になることが多いため、公式サイトでの情報公開を逃さないようにしましょう。応募のコツは、会員登録を早めに済ませておき、抽選開始と同時に申し込むことです。
押上駅直結の夜景バル「WORLD DINER」
「WORLD DINER」は、押上駅直結の「東京ソラマチ」7階にあるカジュアルな夜景バルで、リーズナブルに花火観覧を楽しみたい人におすすめです。窓際席からは隅田川方向の夜景が開けており、運が良ければ花火の一部も見えるスポットです。
メニューはステーキやタパスなどの肉料理中心で、若いカップルや家族連れにも人気。予約は通常のWEB予約サイト(食べログやホットペッパー)から可能で、花火当日は特別料金プランが設定されることがあります。
おすすめポイント:
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価格帯が1人あたり5,000円〜10,000円と比較的手頃
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カジュアルな雰囲気で気軽に楽しめる
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ソファ席や半個室ありでくつろげる空間
ただし、花火の全景が見えるわけではないため、「食事しながら部分的に花火も楽しむ」スタンスで訪れるのが良いでしょう。眺望優先なら、窓際席を早めに指定予約するのがマストです。
隅田川沿いの穴場「アサヒスカイルーム」
スカイツリーから徒歩圏内にある「アサヒスカイルーム」は、アサヒグループ本社ビルの最上階にあるバーラウンジで、隅田川沿いに面しているため、花火が間近に見える知る人ぞ知る穴場スポットです。
こちらは予約制ではなく、当日先着順での入場が基本となります。ただし、花火大会当日は早朝から行列ができることもあるので、確実に席を確保したい場合は開店前に並ぶ覚悟が必要です。
魅力:
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ビールメーカー直営でお酒の種類が豊富&リーズナブル
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隅田川を望むパノラマビューが圧巻
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高層階からの花火は臨場感満点
デメリットは、長時間並ぶ必要がある点と、席が限られている点です。観覧目的なら、早めの到着と暑さ対策を忘れずに準備しておきましょう。
予約必須!隅田川ビューが広がるホテル内レストラン
花火大会をゆったりと楽しむなら、隅田川沿いにあるホテルのレストランも狙い目です。とくに「浅草ビューホテル」や「東武ホテルレバント東京」などでは、花火観覧付きのディナーコースや宿泊プランが毎年大人気となっています。
ホテルレストランの魅力:
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花火が見える部屋or会場を保証してくれる
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食事だけでなく、休憩や着替えもできて快適
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花火終了後も混雑を避けてゆっくり過ごせる
料金はやや高めで、1人あたり20,000円〜40,000円程度が相場ですが、それでも即完売になるほどの人気。予約受付は5月下旬〜6月上旬が多く、ホテル公式サイトや旅行予約サイトで情報公開されます。
特に宿泊付きプランなら、夕食〜花火〜宿泊まで1ヶ所で完結できるため、ファミリーやシニア層にもおすすめです。
まだ間に合う?予約ナシでも隅田川花火を楽しめる無料スポット集
スカイツリータウン外周の立ち見スペース
スカイツリータウンの周辺は、実は予約なしでも花火が見られる立ち見スポットがいくつか存在します。特に、ソラマチの北側や東側の広場は、打ち上げ会場からも比較的近く、建物の隙間から花火を見ることができる穴場です。
これらの場所は、17時ごろから人が集まり始めますが、レストランのように事前予約が不要なので、当日でもチャンスがあります。ただし、よく見える場所は限られており、早い者勝ちです。持ち運びしやすいレジャーシートや折りたたみ椅子を持参すると快適に観覧できます。
また、スカイツリーの外壁や柱の影になると花火が見えにくくなるため、現地で実際に視界を確認してから陣取るのがポイントです。歩道に座り込むのはマナー違反なので、立ち見エリアを守って楽しみましょう。
隅田公園のベストポジションをチェック
浅草駅からすぐの「隅田公園」は、隅田川花火大会の定番の観覧スポット。第1会場と第2会場のちょうど中間地点にあり、両方の花火をバランスよく見られるのが最大の魅力です。
特におすすめなのが「言問橋」付近や「墨田区側のリバーサイドエリア」。ここは比較的視界が開けていて、河川敷から迫力のある花火を楽しめます。ただし、ここも人気エリアなので、朝から場所取りをする人が多数います。
便利ポイント:
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トイレや売店が近くにあるため長時間でも安心
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レジャーシート持参で快適に観覧可能
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屋台も多数出店するため、お祭り気分が楽しめる
注意点としては、隅田公園内の場所取りにはルールがあり、「当日午前8時前の場所取りは禁止」とされる年もあるので、事前に区の公式サイトで確認するようにしましょう。
駅から近いのに意外と穴場な高架下エリア
混雑を避けつつ、意外と見やすいのが「東武伊勢崎線や都営浅草線の高架下周辺」。特に、押上駅〜曳舟駅の間や、「京成橋」付近の高架下は、建物の間から花火が見えたり、音と光の迫力を感じられることから、知る人ぞ知る穴場スポットとして知られています。
高架下なので日差しや雨を避けられる点も大きなメリット。近くにコンビニやカフェもあるため、食事や飲み物の確保にも困りません。
ただし、完全に視界が開けているわけではなく、建物の陰に隠れる部分もあるため、観覧前に下見をしておくとベスト。また、周囲の住宅に配慮して、大声やゴミの放置は絶対にNGです。
早朝から場所取りって必要?現地調査のコツ
隅田川花火大会では、人気スポットを確保するために早朝からの場所取りが一般的ですが、無計画に行くと「思ったほど見えなかった」という事態にもなりがちです。そのため、事前に現地調査をしておくことが成功の鍵になります。
チェックすべきポイント:
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花火の打ち上げ方向と周囲の建物
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日没時の西日の強さ(暑さ対策)
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トイレの場所と距離
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通行規制エリアに指定されていないか
場所取りの基本アイテムは以下の通りです。
持ち物 | 理由 |
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レジャーシート | 長時間座って観覧するため必須 |
帽子・日傘 | 日中の待機時間に備える |
飲み物・軽食 | 混雑で買い物が困難になることも |
ゴミ袋 | 自分のゴミを持ち帰るマナーのため |
モバイルバッテリー | 長時間外出でスマホを使い続けるため |
午前中から場所取りをする場合は、涼しい服装と体調管理にも十分注意が必要です。特にお子様連れや高齢者の方は、無理せず比較的空いているエリアを選ぶのも賢い選択です。
人混みが苦手な人向け:自宅やホテルからの観覧術
混雑が苦手な方や、家族でゆっくり楽しみたい方には、自宅やホテルから花火を楽しむ方法もおすすめです。スカイツリー周辺の高層マンションに住んでいる場合や、隅田川が見えるホテルに宿泊することで、人混みを避けながらゆったり観覧が可能です。
特におすすめなのは:
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「浅草ビューホテル」のリバービュー客室
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「第一ホテル両国」の高層階客室
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「東武ホテルレバント東京」の隅田川側の部屋
ホテルによっては、花火大会専用の宿泊プランを販売しており、客室から見える花火を確約してくれるプランもあります。ただし、料金は通常の2〜3倍になることが多く、予約開始と同時に即完売してしまうこともあるため、早めの予約が鉄則です。
また、自宅が高層階や屋上がある場合は、家族や友人とプライベートな観覧会を開くのも楽しい方法。屋上での観覧時は、安全対策や近隣への配慮も忘れずに行いましょう。
観覧をもっと快適に!花火大会当日の持ち物&注意点まとめ
夏の夜でも冷える?意外と必要な服装
隅田川花火大会は真夏のイベントですが、夜になると意外と肌寒く感じることもあります。 特にスカイツリーの展望台や隅田川沿いの風が吹き抜ける場所では、薄着のままだと体が冷えてしまうこともあります。
おすすめの服装:
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日中:通気性の良いTシャツやワンピースなど軽装
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夜間:薄手の羽織り(カーディガンやウィンドブレーカー)
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足元:履きなれたスニーカー(混雑時でも安心)
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小物:帽子・日傘・サングラス(昼の場所取り時)
また、浴衣で出かける人も多いですが、慣れていないと移動中に足が痛くなることがあるので、サンダル選びは慎重に。花火終了後の駅周辺は非常に混雑するため、人ごみにも対応できる動きやすい服装が理想です。
トイレの場所をチェック!長時間観覧に必須
花火大会当日は、どのスポットもトイレが混雑します。 特に公園や駅周辺では、15分〜30分待ちが発生することもあるため、事前にトイレの場所を把握しておくことが快適観覧のコツです。
基本の対策:
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現地入り前に最寄駅や商業施設で済ませておく
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花火開始の30分〜1時間前にもう一度トイレに行く
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公衆トイレよりも商業施設のトイレが清潔で安心
隅田公園やソラマチ周辺には仮設トイレも設置されますが、夜になると照明が少なく、使いづらいこともあります。女性やお子様連れの方は特に注意が必要です。ポケットティッシュや除菌シートもあると便利ですよ。
スマホ撮影のベスト設定と便利アイテム
花火の美しさをスマホで残したい!という方に向けて、スマホでも綺麗に撮れる撮影設定と便利アイテムをご紹介します。
基本の設定(iPhone/Android共通):
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フラッシュ:オフ
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ピント:花火に合わせて長押し
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明るさ:やや暗めに設定(オーバー露出防止)
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撮影モード:ライブ・スローモーションが◎
あると便利なアイテム:
アイテム | 活用方法 |
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スマホ三脚 | 手ぶれ防止&長時間撮影も快適 |
自撮り棒(固定可タイプ) | 高さを確保して前の人の頭を避けて撮れる |
モバイルバッテリー | 動画撮影は電池を大量に消費するので必須 |
ハンディ扇風機 | 撮影中の暑さ対策にも役立つ |
また、インスタやX(旧Twitter)でリアルタイム投稿を狙う方は、通信回線が混雑するため、オフライン保存しておいて後から投稿するのが確実です。
混雑に負けない!最寄駅&帰りのアクセス術
花火大会終了後、最も大変なのが帰り道。 駅構内や改札前は長蛇の列となり、電車に乗るまでに1時間以上かかることも珍しくありません。そこで、少しでもスムーズに帰宅するための「帰りの裏技」をご紹介します。
帰宅時のポイント:
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混雑する駅(浅草・押上)は避ける
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1〜2駅分、歩いて空いている駅から乗る(例:曳舟、本所吾妻橋)
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花火終了後、すぐに動かず、1時間ほど待ってから移動
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PASMO/Suicaは事前にチャージ済みに
花火終了後に余韻を楽しみながら、カフェで休憩するのも混雑回避にはおすすめです。スカイツリータウン内のカフェや、近隣のファストフード店も臨時営業をしていることがあるので、混雑をずらす工夫をするだけで疲労感がまるで違います。
熱中症対策とマナーで安全に楽しもう
最後に、安全に隅田川花火大会を楽しむための注意点です。真夏の屋外イベントは、想像以上に体力を消耗します。とくに場所取りや長時間の待機で体温が上がりやすく、熱中症対策は絶対に欠かせません。
熱中症対策:
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水分は30分に一度こまめに摂取
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スポーツドリンクや塩分タブレットも携帯する
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日中の場所取りでは日傘やクーラーバッグを活用
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気分が悪くなったらすぐに日陰へ移動し、無理はしない
また、観覧時のマナーも非常に大切です。周囲に迷惑をかける行為(ゴミの放置、大声、割り込み)は、イベントそのものの存続にも影響します。来年も花火を楽しむために、一人ひとりの思いやりを大切にしましょう。
まとめ
隅田川花火大会は、夏の東京を象徴する一大イベント。その中でもスカイツリーを拠点とした観覧は、まさにプレミアムな体験です。ただし、抽選予約は非常に倍率が高く、事前の準備と情報収集が成功のカギとなります。
抽選に応募する際は、ルールを守って正しくエントリーし、外れてもキャンセル待ちやレストラン予約、無料スポットの活用など、多様な楽しみ方があることを知っておくことが大切です。特にホテルやレストランからの観覧は、花火とともに食や空間も味わえる贅沢なひととき。
また、当日は猛暑や人混みなどの課題もあるため、服装や持ち物、帰りのアクセスなどの細やかな準備が、快適さを大きく左右します。ぜひ本記事を参考に、あなたにぴったりの花火観覧スタイルを見つけて、今年の夏を最高の思い出にしてくださいね。
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