【2025年版】香雪園の紅葉完全ガイド｜見頃・ライトアップ・アクセス・駐車場情報

秋の香雪園で感動の紅葉体験！見頃の時期と特徴をチェック

香雪園ってどんな場所？歴史と自然の魅力

香雪園（こうせつえん）は、北海道函館市にある「見晴（みはらし）公園」の一部として知られています。もともとは明治時代の大金持ち・岩船峯次郎（いわふね みねじろう）さんの別荘として作られた場所で、広さは約13.2ヘクタール（東京ドーム約3個分）もあります。木々や池、庭園がきれいに整えられ、日本の伝統的な風景が楽しめる場所なんです。

2001年には、北海道内で唯一「国指定文化財庭園（名勝）」に選ばれました。これは「とても価値のある庭園」という国のお墨付き。園内には約150種類以上の木々が植えられており、特に秋になると、色とりどりの紅葉が訪れる人を楽しませてくれます。

園内には「園亭（えんてい）」と呼ばれる和風の建物があり、中に入ることもできます（昼間の時間帯のみ）。この建物は、書院造（しょいんづくり）という昔ながらの建築スタイルで作られていて、落ち着いた雰囲気が特徴です。

また、周囲には温室や植物の勉強ができる「緑のセンター」、木々の間を歩ける散策路も整っていて、家族連れから写真好きの人まで、幅広い人に愛されているスポットです。香雪園は、まるで時がゆっくり流れるような、心がほっとする場所なんですよ。

2025年の紅葉の見頃予想と色づきの特徴

2025年の香雪園の紅葉は、例年通り「10月中旬から色づき始めて、10月下旬から11月上旬ごろが見頃」と予想されています。最近の気候変動の影響で、少し遅れる可能性もありますが、今のところはこの時期がベストと言えるでしょう。

香雪園の紅葉は、赤・黄・オレンジの色がとても鮮やかです。これは、日中と夜の気温差が大きくなることで、葉っぱの中の色素が変化して、色がはっきりと出るからです。特にカエデ（もみじ）やナナカマド、イチョウなどが人気で、園内のあちこちで見られます。

紅葉は「色づき始め」「見頃」「落葉」という3つの段階がありますが、香雪園では10月中旬から少しずつ葉が赤くなり始め、10月25日頃にはほぼ全体が色づいてきます。そして11月3日ごろにはピークを迎え、その後は徐々に葉が落ちていきます。

特に朝や夕方の時間帯は、やわらかい光が差し込んで紅葉がより美しく見える時間帯です。また、朝に霧が出る日などは、幻想的な景色に出会えることもあります。

2025年の天候が大きく崩れなければ、香雪園の紅葉も例年通りすばらしいものになるでしょう。できれば数日前から天気予報をチェックして、晴れの日を狙って訪れるのがおすすめです。

見頃を迎える紅葉の種類と園内のスポット

香雪園では、秋になるとたくさんの木が美しい紅葉に染まります。中でもよく見られる木は以下の通りです。

これらの木々は、香雪園の各所で見ることができますが、特におすすめのスポットは次の3つです。

1. カエデ並木通り
   　約100mにわたってカエデの木が並ぶ道。ここはライトアップでも使用されます。

2. 園亭（えんてい）前の広場
   　和風の建物と赤いもみじのコントラストが絶景。写真スポットとして人気です。

3. 池のまわりの遊歩道
   　水面に映る紅葉のリフレクション（反射）が美しく、静かな空気が漂います。

見頃になると、どこを歩いても色鮮やかな風景が広がり、まるで絵画の中を歩いているような気分になります。自然が作り出すアートに、心を癒されること間違いなしです。

地元民がおすすめするベスト撮影スポット

香雪園はどこで撮っても絵になる紅葉スポットですが、地元の人がこっそり教えてくれる「写真映えする場所」もあります。

1. 石畳の小道×カエデ
   　園内にはいくつかの石畳の道があり、その上に赤いもみじの葉が落ちている景色は、まさに日本の秋そのもの。真上から撮るのもおすすめです。

2. 園亭の縁側からの眺め
   　和室の縁側から外の紅葉をフレームのように撮る構図が人気。逆光で撮ると幻想的な雰囲気に。

3. 木漏れ日スポット（午後2時ごろ）
   　晴れた日の午後、木漏れ日が紅葉を照らす時間帯はシャッターチャンス。スマホでもきれいに撮れます。

4. ライトアップ直後の並木通り
   　人がまだ少ない夕方16時過ぎに訪れると、ライトアップが始まったばかりの神秘的な光景が撮れます。

5. 紅葉＋人力車（イベント時）
   　MOMI-Gフェスタ期間中は人力車体験などもあり、和装の人と紅葉のコラボが狙えることも。

写真を撮るときは、他の観光客の邪魔にならないように注意しながら、紅葉の美しさをじっくり楽しんでくださいね。

雨の日や曇りの日の楽しみ方はある？

「せっかく行ったのに雨…」という日でも、香雪園の紅葉はしっかり楽しめます。実は、雨の日や曇りの日には、晴れた日とは違った美しさがあるんです。

まず、葉っぱが雨にぬれることで色が濃く見えます。赤いもみじや黄色いイチョウが、まるで絵の具を塗ったような鮮やかさに変わるんです。雨粒が葉っぱに乗った瞬間などは、写真にするととても幻想的になります。

また、人が少なくなるため、ゆっくりと園内を歩いて楽しめるのもポイント。静かな園内で、雨音と紅葉の風景に包まれると、まるで別世界にいるような気分になります。

おすすめの装備は、レインコートや防水の靴。傘をさすよりも両手が自由に使えるので、カメラを持つ人にも便利です。もし濡れてしまったら、園内の「緑のセンター」で一休みするのもいいでしょう。

曇りの日も、空が白っぽくなることで紅葉の色が逆に映える効果があります。プロのカメラマンも、あえて曇りの日に撮影することもあるんですよ。

はこだてMOMI-Gフェスタ完全解説！幻想のライトアップ体験

MOMI-Gフェスタってどんなイベント？

「はこだてMOMI-G（もみじ）フェスタ」は、毎年秋に香雪園で開催される紅葉イベントです。特に夜のライトアップが有名で、昼間とはまったく違う幻想的な雰囲気が楽しめると話題になっています。このイベントの「MOMI-G」は“もみじ”を表していて、紅葉の美しさを最大限に引き出すための工夫が詰まっています。

2025年の開催予定は、**10月17日（金）～11月3日（月・祝）**の約2週間。紅葉がちょうど見頃を迎える時期に合わせて行われます。期間中は、香雪園のカエデ並木や園亭などがライトアップされ、昼とはまったく違った表情を見せてくれます。

フェスタの開催中は、地元の高校生による音楽演奏やお茶のふるまいイベントが開かれることもあり、地域とのつながりも感じられるのが魅力。夜の紅葉だけでなく、昼間から訪れてイベント全体を楽しむのがおすすめです。

このイベントは毎年たくさんの観光客や地元の人たちが訪れる人気の秋イベントとなっています。幻想的な風景と静かな雰囲気の中で、秋の思い出を作ってみてはいかがでしょうか？

ライトアップ時間と見どころの紹介

香雪園のライトアップは、2025年も毎日16時〜21時までの予定です。特に日没後の17時〜19時の間が、一番きれいに見えるゴールデンタイムと言われています。

ライトアップされる場所のメインは「カエデ並木通り」です。赤やオレンジに色づいたカエデの葉が、足元から照らされることで立体感が出て、まるで浮き上がっているかのように見えるんです。木々の間にできる光と影がとても幻想的で、インスタ映えスポットとしても人気です。

さらに、香雪園の中心にある「園亭（えんてい）」もライトアップの見どころです。書院造の和風建築がやさしい光に包まれ、紅葉とのコラボレーションがとても美しい光景を生み出します。夜の園亭を背景に写真を撮れば、一生の思い出になるような1枚が撮れるはずです。

木々の間に設置されたライトの色も、白や黄色だけでなく、赤・青・緑など少し変化をつけた演出がされていて、まるで絵本の中に入ったような気分になります。光の演出と自然の融合が、このイベントならではの魅力です。

園亭と紅葉の幻想コラボレーション

香雪園のシンボルとも言える「園亭（えんてい）」は、ライトアップの主役のひとつ。昼間に見る園亭は落ち着いた和風建築という印象ですが、夜のライトアップではまったく違う姿に変わります。

夕方から始まるライトアップでは、園亭の外観がやわらかい光で照らされ、その周りのもみじが赤く浮かび上がります。庭の飛び石や苔の上にこぼれる光と影が、和の美しさをより一層引き立ててくれます。

とくにおすすめなのは、園亭の縁側から見た紅葉。ライトに照らされた紅葉を、静かな縁側から眺めると、まるで時が止まったような感覚に包まれます。スマートフォンで撮影してもとてもきれいに写るので、撮影スポットとしても人気があります。

ライトアップは園亭の周囲にも広がっていて、池や庭の風景も照らされるため、写真を撮るには絶好の場所です。人が少ない平日の夜に行くと、ゆっくりと園亭の周りを散策しながら紅葉を楽しめます。

このように、香雪園の園亭と紅葉のコラボレーションは、日本の秋を感じる最高の瞬間を体験できるスポットです。

フェスタ限定のお楽しみ＆企画イベント

はこだてMOMI-Gフェスタでは、ライトアップ以外にもいくつかの期間限定イベントが行われます。これらは地元の人たちによる手作りの催しが多く、あたたかみのある雰囲気が魅力です。

例えば、抹茶のふるまいイベントでは、園亭内で本格的な和のお茶を楽しめます。紅葉を見ながら飲む抹茶は格別で、外国人観光客にも人気があります。また、地元の学生たちによる**音楽演奏（吹奏楽や和楽器）**なども行われ、園内にやさしい音が響きわたります。

さらに、**竹灯籠（たけとうろう）**が並ぶエリアでは、地面にやさしい灯りが灯り、足元も幻想的に演出されます。この竹灯籠は地元の小学生が作ったものも多く、地域の人たちの手でイベントが支えられているのが伝わってきます。

夜だけでなく、昼間にも「自然観察会」や「写真教室」などが開かれることがあるので、ライトアップの前に園内をしっかり楽しむのもおすすめです。これらのイベントは天候や日にちによって内容が変わることがあるので、公式サイトやチラシを事前にチェックしておくと安心です。

混雑回避のベストタイミングとは？

MOMI-Gフェスタ期間中は、特に土日祝日やライトアップが始まる時間帯（16:00～19:00ごろ）が混雑のピークになります。駐車場もすぐに満車になってしまうことが多く、車で行く場合は注意が必要です。

混雑を避けたい方には、平日の16時〜17時頃の訪問がおすすめです。この時間はまだ人が少なく、夕暮れから夜への変化をゆっくり楽しめる穴場タイム。また、雨が降った次の日などは人出が少なく、静かに鑑賞できます。

ライトアップ終了直前の20時〜21時も、比較的人が減る時間帯ですが、気温が下がるため防寒対策が必須です。帽子や手袋、あたたかい飲み物があると安心ですよ。

また、公共交通機関で訪れると、駐車場の心配をしなくて済みます。バスの時刻や本数も事前に調べておくと、スムーズに行動できます。

以上のポイントを押さえておけば、混雑を避けてゆっくりと紅葉を楽しむことができます。

香雪園へのアクセス徹底ナビ｜公共交通と車の行き方ガイド

最寄りの交通機関と所要時間まとめ

香雪園は函館市の「見晴（みはらし）町」にあり、市街地から少し離れた場所に位置しています。そのため、アクセス方法は事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

まず公共交通でのアクセスですが、最寄りの大きな駅はJR函館駅です。ここから香雪園までは、バスまたはタクシーを使って約40分ほどの距離になります。タクシーなら乗り換えなしで楽ですが、やや高めの料金（片道2,500〜3,000円前後）がかかります。

もうひとつの方法が、函館バスを利用するルートです。JR函館駅前のバスターミナルから「香雪園・見晴公園前」行きのバスに乗り、終点または近くのバス停で下車すると、香雪園までは徒歩1分ほどで到着します。所要時間はおよそ40分で、料金は片道約400円です。

また、函館空港を利用する場合は、空港から香雪園までは車で約20分の距離です。レンタカーやタクシーならすぐに行ける距離ですが、バスを乗り継ぐ必要があるため、初心者には少し複雑かもしれません。

このように、香雪園は車でもバスでもアクセス可能ですが、紅葉シーズンは道路が混雑することがあるので、できるだけ時間に余裕を持って行動するのがおすすめです。

バスでの行き方をわかりやすく解説

香雪園へ公共交通機関で行くなら、最もおすすめなのは「函館バス」を利用する方法です。以下にわかりやすくステップをまとめました。

1. 出発はJR函館駅前のバスターミナルから
   駅のすぐ横にあるバス乗り場から出発します。「見晴公園」方面行きのバスが複数ありますので、行き先を確認しましょう。

2. 乗るバスの行き先表示を確認
   行き先表示に「香雪園」「見晴公園前」と書かれているバスに乗ります。「14系統」や「96系統」などが該当することが多いです。

3. 乗車時間は約35〜40分
   道路の混雑状況にもよりますが、通常は40分以内に到着します。車内アナウンスで「見晴公園前」または「香雪園」で降りるように案内があります。

4. バス停からは徒歩1分で到着
   バス停から園内入口まではすぐ。看板も出ているので迷うことはありません。

5. 料金は片道約400円前後（ICカード利用可）
   函館バスでは「ICAS nimoca（イカすニモカ）」や「Suica」など全国共通のICカードが使えるので、小銭がなくても安心です。

混雑する夕方の時間帯や週末は、座れないこともあるので、早めの時間に乗るのがおすすめ。また、時刻表は事前にネットでチェックしておくと安心ですよ。

車で行く場合のルートと注意点

香雪園へ車で行く場合は、道道100号（松倉川通）や道道1132号（見晴通）を利用してアクセスするのが一般的です。札幌方面などから高速道路で来る場合は、「函館新外環状道路 日吉IC」から出るとスムーズにアクセスできます。

函館市中心部からは、車で約30分～40分ほど。カーナビやGoogleマップで「香雪園」または「見晴公園」と検索すれば、ほとんどのナビで正確に表示されます。

ただし、注意したいのが駐車場の混雑です。紅葉シーズンのライトアップ期間中（特に土日祝）は、昼すぎから駐車場がいっぱいになることがよくあります。駐車場待ちで渋滞になることもあるので、午前中や夕方の早めの時間に訪れるのがおすすめです。

また、園内は自然豊かな環境なので、夜間は街灯が少なくなるエリアもあります。運転には十分注意し、ライトの確認や歩行者への配慮を忘れずに。

冬タイヤは10月末頃から必要になることがあるので、レンタカーを借りる際は「スタッドレス付きかどうか」も確認しておくと安心ですよ。

ナビで検索する時の目的地名は？

車で香雪園に行く場合、カーナビで目的地を設定する時には、次のいずれかを入力するのがおすすめです。

• 「香雪園」

• 「見晴公園」

• 住所：北海道函館市見晴町56番地

• 電話番号：0138-57-6210（緑のセンター）

多くのカーナビは「香雪園」や「見晴公園」と入力するだけでルート案内してくれますが、念のため住所や電話番号もメモしておくと安心です。

また、スマホの地図アプリ（GoogleマップやYahoo! MAPなど）を使う場合は、「香雪園」でピンポイントに表示されます。ナビと連携すれば、スムーズにたどり着けます。

注意点としては、「香雪園」と名前の似た場所や施設が他の地域にもあるので、必ず「函館市」の香雪園を選ぶようにしてくださいね。

徒歩や自転車でのアクセスは可能？

香雪園は市街地から少し離れた場所にあるため、徒歩で行くにはかなり時間がかかります。JR函館駅からだと約10km以上あり、歩いて行くと2時間以上はかかってしまうので、徒歩でのアクセスは現実的ではありません。

一方で、自転車でのアクセスは可能です。気候の良い秋晴れの日なら、サイクリングがてら香雪園まで行くのも気持ちの良い選択肢。ただし、途中に坂道もあるので、体力に自信がある方や電動アシスト付きのレンタサイクルを使うのが安心です。

函館駅前などにはレンタサイクルサービスもあります。レンタルショップによっては1日500円〜1,500円程度で利用できるので、自然の中をのんびりと走りたい人にはおすすめです。

香雪園には自転車置き場も設置されているので、安心して利用できます。ただし、紅葉シーズンは園内を自転車で走るのはNGなので、駐輪後は徒歩での散策を楽しみましょう。

駐車場情報と園内施設まとめ｜安心して楽しむために

駐車場の台数や場所の詳細

香雪園には広い無料駐車場が用意されており、紅葉シーズンでも安心して車で訪れることができます。ただし、人気のイベント期間中は満車になることもあるので、事前に駐車場の情報をチェックしておくことが大切です。

主な駐車場の情報は以下の通りです：

駐車場の場所は、「緑のセンター」や「園亭」の近くにあり、徒歩ですぐに園内へ入れます。駐車場の出入り口は一本道なので、混雑時は出るまでに時間がかかることもある点に注意が必要です。

また、夜のライトアップが始まる時間帯（16時〜19時）は、特に駐車場が混雑します。確実に駐車したい場合は、午前中〜14時ごろまでに現地に到着するのがおすすめです。

ライトアップ終了後（21時前）は一斉に帰る車が増えるため、帰路も混雑しやすくなります。時間に余裕をもって行動しましょう。

イベント時の混雑状況と回避策

香雪園では、紅葉シーズンの「はこだてMOMI-Gフェスタ」期間中、多くの人が訪れます。特にライトアップが始まる夕方から夜にかけては、園内も駐車場も大変混雑するので、混雑を避けたい人は工夫が必要です。

【混雑する時間帯】

• 土日祝日の16:00～19:00（駐車場満車になることが多い）

• フェスタ初日・最終日（例年特に人が集中）

• 快晴の日や連休中はさらに混雑度アップ

【混雑を避けるコツ】

1. 平日の昼間に訪れる
   →平日は比較的すいていて、駐車場も余裕あり。

2. ライトアップ前に到着する
   →15時までに到着し、園内でゆっくり紅葉を楽しんでからライトアップを見るのがおすすめ。

3. 公共交通を使う
   →バス利用なら駐車場待ち不要でストレスが少ない。

4. 帰りの渋滞回避に20:00前後に出発
   →閉園時間前後は車が集中するため、少し早めに出るのが◎。

また、車で来る場合はガソリンやトイレの確認もお忘れなく。イベント中は地元の誘導スタッフさんが立って案内してくれることもありますので、指示に従って安全に移動しましょう。

園内のトイレや休憩スペース情報

紅葉観賞は意外と歩く距離が多くなります。特にお子様連れやご年配の方と一緒に訪れる場合は、トイレや休憩所の場所をあらかじめ把握しておくことが大切です。

香雪園（見晴公園）内の主なトイレ・休憩所は次のようになっています。

休憩スポットとしては、ベンチが園内のところどころに設置されています。また、「緑のセンター」では軽食の持ち込みや休憩が可能なスペースもあり、暖房が効いているので寒い日の避難場所にも最適です。

園内には自動販売機も数台ありますが、売り切れている場合もあるため、あらかじめ飲み物や軽食を持参するのがおすすめです。ゴミは各自で持ち帰るルールとなっているため、マナーを守って利用しましょう。

園亭・温室・緑のセンターの見どころ

香雪園の中には、紅葉以外にも楽しめる施設がたくさんあります。中でも注目したいのが、「園亭」「温室」「緑のセンター」の3つです。

1. 園亭（えんてい）
   明治時代に建てられた木造建築で、書院造という伝統的なスタイルが特徴。床の間や障子、畳などが美しく保存されていて、まるで昔の日本にタイムスリップしたような気分になります。中に入れる時間は9:00〜17:00まで。靴を脱いで上がれるので、落ち着いて紅葉を眺めるのにぴったりです。

2. 温室（グリーンハウス）
   季節を問わずさまざまな植物が育てられている施設。カラフルな花や熱帯植物などがあり、秋の紅葉とまったく違った色彩を楽しめます。お子さまにも人気の場所です。

3. 緑のセンター
   植物の展示・解説パネル・図鑑コーナーなどがあり、自然について学べる施設。地元の小学生たちが授業で訪れることもあります。室内には暖房も完備されていて、寒い日にはちょっとした休憩にも便利です。

これらの施設はすべて無料で利用可能なのも嬉しいポイント。紅葉の合間に立ち寄ることで、より深く香雪園を楽しむことができます。

ベビーカーや車いす利用は可能？

香雪園は自然公園ではありますが、比較的バリアフリーに配慮された施設でもあります。小さなお子様連れや、車いすをご利用の方も安心して楽しめるようになっています。

【ポイントまとめ】

• 園内の遊歩道は舗装されていて、ベビーカーや車いすでも通行しやすい

• バリアフリートイレ完備（緑のセンター内）

• 駐車場に身障者用スペースあり（入口近く）

• 園亭内は段差があるため、サポートが必要な場合もあり

紅葉シーズン中は人が多くなるため、通行に少し時間がかかることもありますが、道幅は広めなので無理なく移動できます。

ベビーカーで訪れる場合は、ゆるやかな坂道もあるので、ゆっくりペースでの散策が◎。途中にベンチも多く、疲れたらすぐに休憩できるのがありがたいポイントです。

貸し出し用の車いすはないため、必要な場合はご自身で持参する必要がありますが、全体として家族連れや高齢者にも優しい観光地と言えます。

観光のついでに楽しむ！香雪園周辺のおすすめスポット

香雪園近くの人気グルメスポット

香雪園で紅葉を楽しんだあとは、おいしい食事で秋の余韻を深めたいですよね。函館はグルメの街としても有名で、香雪園の近くにも地元民に人気のお店が点在しています。

まずおすすめなのが、香雪園から車で5分ほどの場所にある**「ラッキーピエロ 戸倉店」**。函館名物のハンバーガーショップで、有名な「チャイニーズチキンバーガー」はボリュームたっぷり。紅葉のあとの腹ごしらえにぴったりです。

和食が好きな方には、「うなぎ 川魚料理 やまもと」も人気です。ふっくらと焼き上げたうな重や、秋にぴったりのキノコ料理も楽しめます。香雪園から車で約10分程度の距離にあります。

また、ちょっとカフェで休憩したいという方には、「cafe en（カフェ・エン）」がおすすめ。落ち着いた雰囲気の店内で、こだわりのコーヒーや手作りスイーツが楽しめます。こちらも香雪園から車で10分以内。

少し足を伸ばせば、函館市内のベイエリアや朝市にもすぐアクセス可能。海鮮丼やいか刺し、焼きホタテなど、北海道の味覚を思いっきり満喫できますよ。

秋のグルメを味わいながら、紅葉の余韻に浸る時間はきっと特別なものになるはずです。

紅葉と一緒に泊まりたい宿泊施設

遠方から香雪園を訪れる方には、せっかくならゆっくり1泊して、昼と夜の紅葉両方を楽しむのがおすすめです。函館には観光にも便利な宿泊施設が多数あります。

まずご紹介したいのが、「湯の川温泉エリア」。香雪園から車で15分ほどで、温泉と海鮮料理がセットで楽しめる人気の温泉街です。老舗旅館からリゾートホテルまで選択肢も豊富で、紅葉を見たあとの冷えた体を温泉で癒せるのが魅力。

例えば「湯の川プリンスホテル渚亭」では、部屋から津軽海峡を眺めながら温泉に浸かることができます。料理も地元食材を使った会席料理が美味と評判です。

もう少しリーズナブルに泊まりたい方には、函館市中心部のビジネスホテルもおすすめ。「コンフォートホテル函館」や「スマイルホテル函館」などは、清潔で朝食も美味しいと人気があります。公共交通機関も使いやすく、香雪園へのアクセスも◎。

予約が取りにくくなる時期なので、紅葉シーズンに合わせて早めの予約が必須です。夜のライトアップを見たあとに泊まることで、帰りの混雑を避けられるというメリットもありますよ。

函館観光で立ち寄れるスポット5選

香雪園を中心に観光プランを組むなら、周辺の観光名所にもぜひ足を運んでみてください。函館には歴史と自然がいっぱいの魅力スポットがたくさんあります。

1. 五稜郭公園・五稜郭タワー
   　星型の要塞として有名な五稜郭は、歴史ファンにも人気の場所。公園の紅葉も見ごたえあり。タワーに登ると、全体の形が一望できます。

2. 函館山ロープウェイと夜景
   　世界三大夜景にも選ばれた函館の夜景は一見の価値あり。香雪園の紅葉と合わせて、夜景も楽しめばダブルで感動！

3. 金森赤レンガ倉庫
   　ショッピングやカフェが楽しめるおしゃれな観光スポット。フォトジェニックな風景がいっぱい。

4. 函館朝市
   　早朝から営業している海鮮市場。新鮮な海鮮丼や焼き魚など、朝ごはんにもおすすめ。

5. 湯倉神社
   　湯の川温泉近くにある静かな神社で、秋の紅葉との相性も抜群。ゆったりした空気の中で散策できます。

これらのスポットは、香雪園から車で30分以内の場所ばかりなので、紅葉観光とセットで巡りやすいです。日帰りでも楽しめますが、1泊するとより深く函館の魅力を味わえますよ。

秋ならではのお土産と購入スポット

香雪園やその周辺で買える秋限定のお土産もぜひチェックしておきたいポイントです。紅葉を見た思い出にぴったりな、地元ならではの品がたくさんあります。

まずおすすめしたいのが、「函館・香雪園 限定紅葉グッズ」。MOMI-Gフェスタ期間中は、園内で限定のポストカードや缶バッジ、紅葉柄のてぬぐいなどが販売されることも。数量限定なので、気になる方は早めに購入を。

また、函館といえば海産物も定番。朝市や金森赤レンガ倉庫では、干物、昆布、いかめしなどの加工品が充実していて、持ち帰りやすいお土産として人気です。

女性に喜ばれるお土産としては、「五島軒（ごとうけん）」のカレーや、洋菓子の「スナッフルス」のチーズオムレットも大人気。秋限定の味（マロンやスイートポテト風味など）が出ることもあります。

観光の合間に立ち寄れるお土産スポットとしては、以下がおすすめです：

旅の思い出に、紅葉だけでなく香雪園での体験をお土産にして持ち帰ってくださいね。

家族・カップル・ひとり旅別おすすめプラン

香雪園は誰と行っても楽しめる場所ですが、旅のスタイルによっておすすめの楽しみ方も変わります。ここでは3タイプのモデルプランをご紹介します。

家族旅行におすすめの過ごし方

• 午前中：香雪園で紅葉と園亭を散策

• 昼食：近くのラーメン店や洋食屋でランチ

• 午後：緑のセンターで自然観察体験

• 夕方：早めに駐車場へ戻り、ライトアップ鑑賞

• 宿泊：湯の川温泉で家族風呂にゆったり

カップルにおすすめのロマンチックプラン

• 午前：五稜郭を散策＆タワーから紅葉チェック

• 昼：ベイエリアで海沿いランチ

• 夕方：香雪園のライトアップへ

• 夜：函館山の夜景スポットで記念写真

• 宿泊：おしゃれなホテルで記念日ステイ

ひとり旅におすすめのリラックス旅

• 午前：香雪園で静かに読書＆紅葉撮影

• 昼：ラッキーピエロでご当地グルメ

• 午後：温室やカフェでのんびり休憩

• 夜：ロープウェイで夜景を楽しんで宿へ

どの旅スタイルでも、香雪園の紅葉が素敵な思い出になること間違いなしです。

まとめ｜香雪園の紅葉は、秋の函館でしか出会えない特別な風景

香雪園は、明治時代から続く歴史ある庭園で、紅葉の季節にはまさに「日本の秋」を体感できる特別な場所です。2025年の紅葉シーズンも、10月中旬から11月上旬にかけて見頃を迎え、ライトアップイベント「MOMI-Gフェスタ」では幻想的な夜の風景が楽しめます。

アクセスもバス・車ともに良好で、無料の駐車場やバリアフリー設備も整っているため、どんな人でも安心して訪れることができます。周辺のグルメや観光スポットも充実しており、1日では回りきれないほどの魅力が詰まっています。

香雪園の紅葉は、自然の美しさだけでなく、心のやすらぎや日本の風情も感じさせてくれる場所。函館旅行を計画している方は、ぜひこの秋、香雪園のもみじを体感してみてください。